2026年5月7日、都内で開催されたKCON商談会に参加いたしました。

本商談会は、韓国企業の海外進出を支援する政府機関である大韓貿易投資振興公社
(KOTRA)が、「KCON JAPAN」と連動して開催したKライフスタイルB2B輸出商談会です。
会場には、ビューティー、ファッション、健康食品、生活雑貨など幅広い分野の韓国企業が集まり、日本市場への進出や販路拡大を見据えた活発な商談が行われていました。
韓流コンテンツを背景に、日本国内でもK-ライフスタイル全般への関心が高まる中、実際のビジネスにつながる接点を持てる貴重な機会となりました。

近年、日本市場ではK-ビューティーをはじめとする韓国発のライフスタイル商材への関心が継続的に高まっています。
スキンケアやメイクアップ商品にとどまらず、健康食品やファッション領域においても韓国ブランドへの注目は広がっており、韓流コンテンツをきっかけに形成された消費トレンドが、実際の購買や流通にも強く影響していることを改めて感じました。

今回の商談会でも、各ブランドが日本市場に対して高い関心を持ち、それぞれの強みを活かしながら販路拡大を模索している様子が印象的でした。

今回の商談会では、コスメ・健康食品・アパレルブランド計7社とミーティングを行い、ミーティングを実施したブランドは以下の通りです。

  • Mediquitous
  • STARLIKE
  • ongredients
  • TWO SLASH FOUR
  • mixsoon
  • ADLBIO
  • OU INTERNATIONAL

各ブランドとのミーティングでは、日本市場での展開状況や今後の販路拡大に向けた方向性、運営体制、マーケティング施策などについて幅広く意見交換を行いました。
すでに日本国内でECモールやオフライン店舗を通じて展開しているブランドもあれば、今後さらに販路を広げていきたいと考えているブランドもあり、それぞれのフェーズに応じた課題感やニーズを伺うことができました。

特に印象的だったのは、多くのブランドが日本市場そのものに対して前向きな姿勢を持ちながらも、どの販路をどのような形で活用していくかについては非常に慎重に検討している点です。
すでにQoo10や楽天などで販売実績を持つブランドであっても、運営体制や手数料、マーケティング、物流、在庫の持ち方など、実務面での課題を抱えているケースが多く見られました。

一方で、プラットフォームごとにユーザー層や購買行動が異なることを踏まえ、単一チャネルに依存するのではなく、複数の販路を活用しながらブランド認知と売上の両方を伸ばしていきたいという意向も強く感じられました。

また、今回の商談会では、単なる出店可否の確認にとどまらず、日本市場においてどのような見せ方や販売方法が適しているのか、どのチャネルがブランドのターゲット層と親和性が高いのかといった、より実践的な視点での会話が多く交わされました。

ブランドによっては、すでにオフラインでの展開実績を持ちながらオンライン強化を検討しているケースや、逆にオンラインでの認知を足がかりに今後オフライン展開を広げていきたいと考えているケースもあり、日本市場における展開方法がより多様化していることを実感しました。

さらに、韓国企業にとっては、日本市場への関心が高い一方で、運営面の複雑さや継続的なマーケティング体制の構築が大きなテーマになっていることも見えてきました。
販売チャネルの選定だけでなく、誰がどのように運営するのか、どこまでを自社で担い、どこからを外部パートナーと連携するのかといった点も、今後の展開を左右する重要な要素であると感じました。

今回の商談会を通じて、K-ビューティー、K-ファッション、K-ヘルスケアを含む韓国ライフスタイル商材の広がりと、日本市場における期待の大きさをあらためて実感しました。
同時に、各ブランドが抱える課題や展望を直接伺うことで、今後の提案や取り組みに活かせる多くのヒントを得ることができました。
日本国内で開催された商談会でありながら、韓国ブランドの最新動向や市場に対する熱量をリアルに感じられる、非常に有意義な機会となりました。

今後も、このような商談会や展示会への参加を通じて得た情報や気づきをもとに、より良い提案と新たなビジネス機会の創出につなげてまいります。